CT

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耳鼻咽喉科におけるCTのメリット

耳鼻咽喉科が診療する部位は、耳・鼻・のどであり、症状が外部から見えない場合が少なくありません。
当院ではファイバーを活用し、外部からでは見ることができない部位も実際に画面で確認しながら診療をしていますが、ファイバーだけでは見えない部分があります。
そこでCTを活用し、しっかりと病状を確認しながら診療を進めるようにしております。

CTによる診療が有効な場合

鼻づまりが長引く場合はCTによる病状の確認が有効です。
耳鼻咽喉科でよく治療をする疾患のひとつに副鼻腔炎がありますが、副鼻腔炎の中でも眉間の奥にある篩骨洞や蝶形骨洞に炎症がある場合は、レントゲンでは判断が難しい場合があります。そのような場合でもCT撮影をすることで、病状を細かく確認することができ治療を進めることができます。

また、副鼻腔炎と診断されていてもCT撮影を行ったところ、歯性上顎洞炎や真菌(カビ)による副鼻腔炎であり通常の副鼻腔炎の治療では効果が得られないケースなどもありますので、既に治療をしているのに鼻水や鼻づまり、ほほや眉間の奥の痛みが続く場合は一度当院でCT撮影による診療を受けられることをお勧め致します。

CT撮影による人体への影響

当院で使用しているCTはコーンビームCTと呼ばれるタイプのCTで、健康診断で受ける胸部レントゲンより被ばく量が少ないものです。
実際の被ばく量は東京とニューヨークを飛行機で往復する場合よりも少なく、被ばくによる健康への影響は心配いりません。